古見将賀

星野充昭

HOSHINO MITSUAKI

Q1.本作の印象

人と喋るって、勇気がいりますよね。特に初対面で目上の人だったりすると。
自分の子供時代、十代の頃を振り返ってみると、「あの時に喋っていたら」と思う事が沢山ありました。
この作品には、そんな時代の、何かホンワカして、ちょっともどかしく、そして美しい風景と美しい女性(ひと)の笑顔、懐かしい沢山の人々、ノスタルジックなものを感じました。

Q2.演じるキャラクターの印象と意気込み

私は平成時代に家族からよく、「明治の人みたい」と言われていました。さすがに令和になったので、「昭和の人みたい」になると思っていたら、「戦前の人?」と言われました。
古見将賀さんは寡黙です。初登場の時、テストで、ついコメディ色で喋ったら、音響監督さんから、「二枚目、高倉健さんで」と言われてしまいました。
そして、本番のイメージは決まりました。
明治の人~戦前の人~高倉健さん→古見将賀さん。
娘の硝子は勿論、古見家をよろしくお願いいたします。m(_ _)m
「不器用ですから…」懐かしの健さんの台詞を思いだしました。